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Databricks試験 2026年改定情報まとめ|最新の出題範囲変更点

2026-03-26
更新: 2026-03-27
NicheeLab編集部

Databricksは製品のリブランドと機能拡張に合わせて、 認定試験の出題範囲を定期的に改定しています。2026年は複数の試験で大きな変更が行われ、 用語の刷新・ドメインウェイトの見直し・新試験の追加が実施されました。 この記事では、2026年の主な変更点と受験への影響を詳しく解説します。

2026年の主な変更点サマリー

2026年に実施された、または実施予定の主な変更を表にまとめます。

試験名変更内容適用時期
Data Engineer Associate(DEA)ドメイン名変更、Unity Catalog比重20%→30%、DLT→Lakeflow名称変更2026年1月
Data Engineer Professional(DEP)Serverless Compute・Lakeflow Connectの出題追加2026年2月
Machine Learning Associate(MLA)Feature Store→Feature Engineering in UC、Mosaic AI統合2026年1月
Spark Developer AssociateSpark Connect・pandas API on Sparkの出題比率増加2026年3月
GenAI Engineer Associate新設試験(2025年下期に正式リリース)2025年10月〜
Data Analyst Associate(DAA)Genie・AI/BI Dashboardの出題追加2026年2月
Machine Learning Professional(MLP)Mosaic AI Model Serving・Lakehouse Monitoring出題追加2026年3月

DEA(Data Engineer Associate)の変更詳細

DEAは2026年の改定で最も影響が大きい試験の一つです。主な変更点は以下のとおりです。

ドメイン名称の変更

旧Exam Guideの「Data Processing with Apache Spark」ドメインが「ELT with Spark SQL and Python」に変更されました。内容的にはSpark SQLとPythonによるデータ変換処理にフォーカスが移り、低レベルのRDD操作に関する出題は削除されています。

Unity Catalog比重の増加

「Data Governance」ドメインのウェイトが約20%から約30%に増加し、Unity Catalogに関する出題が大幅に増えました。3レベルの名前空間(catalog.schema.table)、外部ロケーション、ストレージクレデンシャル、動的ビューによるきめ細かいアクセス制御などが重点的に問われます。

パイプライン関連の名称変更

Delta Live Tables(DLT)が「Lakeflow Declarative Pipelines」にリブランドされました。試験ではこの新名称で出題されますが、APIやコード(@dlt.tableデコレータ等)は変更されていません。同様に、ワークフロージョブは「Lakeflow Jobs」に名称変更されています。

用語変更一覧

2026年の改定で変更された主な用語の対応表です。試験では新名称で出題されますが、旧名称もドキュメント上に残っている場合があります。

旧名称新名称(2026年〜)備考
Delta Live Tables(DLT)Lakeflow Declarative PipelinesAPIは@dlt.tableのまま変更なし
Databricks Workflows / JobsLakeflow Jobsジョブスケジューラの名称変更
Feature StoreFeature Engineering in Unity CatalogUCベースに統合、databricks-feature-engineeringパッケージ
Z-ORDER BYLiquid Clustering(推奨)Z-ORDERは非推奨、CLUSTER BY句を使用
MLflow Model Registry(Workspace版)MLflow Model Registry in Unity CatalogUC版への移行が推奨
Databricks Model ServingMosaic AI Model ServingFoundation Model APIs含む
Databricks Vector SearchMosaic AI Vector Search機能は同一
DBFS(Databricks File System)Unity Catalog Volumes(推奨)DBFSはレガシー、Volumesへの移行推奨

GenAI Engineer Associate の新設

GenAI Engineer Associateは、2025年10月に正式リリースされたDatabricks認定試験の中で最も新しい試験です。生成AIアプリケーション開発に関する実践的な知識が問われます。

新設の背景

Databricksは2023年以降、Mosaic AIブランドのもとでFoundation Model APIs、Vector Search、AI Gatewayなど生成AI向けの機能を急速に拡充してきました。これらの機能を活用してRAGアプリケーションやLLMOpsパイプラインを構築するスキルを証明する資格として、GenAI Engineer Associateが新設されました。

出題ドメイン

  • Design(約20%):RAGアーキテクチャ設計、チャンキング戦略、Embedding選定
  • Data Preparation(約20%):ドキュメント前処理、Vector Search Index構築、Delta Sync Index
  • Application Development(約25%):LangChain統合、プロンプトエンジニアリング、Foundation Model APIs
  • Governance(約15%):AI Gateway、モデルアクセス制御、コスト管理
  • Evaluation & Monitoring(約20%):MLflow Evaluate、Lakehouse Monitoring、A/Bテスト

受験タイミングのアドバイス

2026年の改定を踏まえた受験タイミングの推奨事項をまとめます。

改定直後は新しいExam Guideを確認する

各試験の改定が適用された後は、Databricks Academyの公式Exam Guideが更新されます。まず最新のExam Guideを確認し、ドメインのウェイト変更や追加・削除されたトピックを把握しましょう。NicheeLab問題集も改定に合わせて更新されるため、最新の問題で対策できます。

旧試験範囲での受験は避ける

改定適用後は新しい出題範囲で試験が実施されます。古い参考書や問題集で学習して受験すると、新しいトピック(Lakeflow、Liquid Clustering、Mosaic AI等)が出題された際に対応できません。学習開始前に、対象試験の改定が適用済みかを確認してください。

複数資格を目指す場合の順序

複数のDatabricks資格取得を目指す場合、DEA → Spark Developer → MLA → GenAI Engineer の順序が効率的です。DEAでDatabricksプラットフォームの基礎を固め、Spark Developerでコード力を強化し、MLAで機械学習の知識を加え、GenAIで最新技術をカバーする流れです。

問題で確認

DEA - 2026年改定

問題 1

2026年のDatabricks試験改定に関する説明として正しいものはどれですか?

  1. Delta Live Tables(DLT)はLakeflow Declarative Pipelinesにリブランドされたが、@dlt.tableデコレータやExpectationsなどのAPIは変更されていない
  2. Z-ORDER BYはDatabricksプラットフォームから完全に削除され、使用できなくなった
  3. Feature StoreはUnity Catalogとは独立したまま運用されており、UC統合は2027年以降の予定である
  4. GenAI Engineer Associate試験を受験するには、DEAまたはMLAの資格を事前に取得している必要がある

正解: A

Delta Live Tables(DLT)は製品名として「Lakeflow Declarative Pipelines」にリブランドされましたが、APIレベルでの変更はありません。@dlt.tableデコレータ、@dlt.viewデコレータ、Expectations(データ品質制約)などのコードはそのまま使用可能です。BのZ-ORDER BYは非推奨(Liquid Clustering推奨)ですが、削除はされていません。CのFeature Storeは「Feature Engineering in Unity Catalog」としてUCに統合済みです。DのGenAI Engineer Associateには前提資格は不要です。

よくある質問(FAQ)

2026年の改定で既存のDatabricks資格は無効になりますか?

いいえ、既存の資格は有効期限(取得日から2年間)まで有効です。改定後の試験で再認定を受ける必要がありますが、それは有効期限が切れた後の話です。改定前に取得した資格が早期に無効化されることはありません。ただし、改定後は新しい出題範囲で試験が実施されるため、再認定時には改定内容を踏まえた学習が必要です。

旧名称のDLT(Delta Live Tables)で学習した内容は無駄になりますか?

いいえ、技術的な内容は同一です。DLTは「Lakeflow Declarative Pipelines」にリブランドされましたが、APIや機能は変わっていません。@dlt.tableデコレータ、Expectations(データ品質制約)、ライブテーブルとストリーミングテーブルの概念など、すべてそのまま有効です。試験では新名称で出題される可能性が高いため、名称の対応関係を押さえておけば問題ありません。

GenAI Engineer Associate試験の受験には前提資格が必要ですか?

いいえ、前提資格は不要です。Databricks認定試験はすべて独立しており、どの試験からでも受験可能です。ただし、GenAI Engineer Associate試験はRAG・Vector Search・LLMOpsなどの専門知識が問われるため、DatabricksプラットフォームとPythonの基礎知識があることが推奨されています。DEAやMLAを先に取得してプラットフォーム全体の理解を深めてから受験する方が効率的です。

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この記事の著者

NicheeLab編集部

データエンジニアリング・クラウド資格の専門家。Databricks・Snowflake等の認定資格を保有し、実務経験に基づいた問題作成・解説を行っています。NicheeLab運営。


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