Snowflake

Snowflake試験 2026年改定情報

2026-03-26
更新: 2026-03-27
NicheeLab編集部

Snowflakeは2026年にSnowPro認定試験の大規模な改定を実施しています。Core試験のバージョン更新(COF-C02→COF-C03)、Gen AI Specialty試験の新設、そしてCortex AI関連機能の出題範囲への大幅追加が主な変更点です。この記事では、受験者が把握すべき2026年の全改定情報を網羅的にまとめます。

2026年改定の全体像

2026年の改定は、Snowflakeが「Data Cloud」から「AI Data Cloud」へとポジショニングを進化させたことを反映しています。Cortex AIの急速な機能拡充に伴い、試験内容も大幅にアップデートされました。

変更点内容影響範囲
Core試験の版更新COF-C02 → COF-C03全受験者
Gen AI Specialty新設SGA-C01の新規追加AI/ML系受験者
Advanced試験の出題範囲更新Dynamic Tables、Cortex AI追加Advanced受験者
更新試験の内容改定新機能が更新試験にも反映既存認定者

SnowPro Core COF-C03の変更点

SnowPro Coreは全SnowPro資格の基盤となる試験です。COF-C03ではSnowflakeの新機能が出題範囲に追加され、ドメイン構成が見直されました。

ドメイン構成の変更

ドメインCOF-C02COF-C03変化
Snowflakeアーキテクチャ25%20%-5%
アカウント管理・セキュリティ20%20%変更なし
データの移動・変換20%15%-5%
パフォーマンス・コスト最適化15%15%変更なし
データ共有・Marketplace10%10%変更なし
AI & ML Foundations(新規)10%+10%
データガバナンス10%10%変更なし

COF-C03で追加された主要トピック

  • Cortex LLM Functions(COMPLETE / SUMMARIZE / SENTIMENT / TRANSLATE)の基本概念
  • Cortex Search(セマンティック検索)の概要
  • Dynamic Tables:宣言的パイプラインの基礎
  • Snowflake Notebooks:インタラクティブ分析環境の概要
  • Iceberg Tables:Apache Icebergフォーマットのサポート
  • Streamlit in Snowflake:ネイティブアプリ開発の基礎
  • Trust Center:セキュリティ・コンプライアンス管理ダッシュボード

COF-C02からCOF-C03への移行スケジュール

  • COF-C03提供開始:2026年Q1(既に受験可能)
  • COF-C02の終了予定:2026年Q3末(移行期間約6か月)
  • 移行期間中はCOF-C02とCOF-C03の両方が受験可能
  • どちらに合格しても同じSnowPro Core認定が付与される

Gen AI Specialty試験の新設

2025年後半に発表され、2026年Q1から受験可能になったSnowPro Specialty: Generative AI(SGA-C01)は、Snowflake上での生成AI活用スキルを認定する初のAI特化試験です。

新設の背景

Snowflakeは2024年以降、Cortex AIエコシステムを急速に拡充してきました。LLM Functions、Cortex Search、Cortex Analyst、Streamlit in Snowflakeなど、生成AIをデータプラットフォーム上で直接活用するための機能群を矢継ぎ早にリリースしています。これらの機能を正しく設計・実装できるエンジニアの需要に応えるため、Gen AI Specialty試験が新設されました。

試験スペック

項目詳細
試験コードSGA-C01
問題数65問
試験時間115分
合格ライン750/1000点
受験料$275
前提条件SnowPro Core推奨(必須ではない)

出題ドメイン

  • Cortex AI Foundations(25%):LLM Functions、モデル選択、プロンプト設計
  • Vector Search & Embeddings(20%):Cortex Search、EMBED_TEXT_768、VECTOR型
  • RAG Architecture(20%):チャンキング、Retrieval、Generation パイプライン
  • Cortex Analyst & Applications(20%):自然言語→SQL、Semantic Model、SiSアプリ
  • Governance & Security for AI(15%):AI利用のガバナンス、データプライバシー

Advanced試験の出題範囲更新

Advanced試験もSnowflakeの新機能を反映して出題範囲が更新されています。

Advanced Data Engineer(ADE-C01)の追加トピック

  • Dynamic Tables:宣言的なデータ変換。Streams/Tasksとの使い分けが新たに出題範囲に
  • Iceberg Tables:外部テーブルとの違い、カタログ統合の設計
  • Snowflake Notebooks:データエンジニアリングワークフローでの活用
  • Snowpark Container Services:コンテナベースのデータ処理の基礎
  • Git Integration:Snowflakeオブジェクトのバージョン管理

Advanced Architect(ARA-C01)の追加トピック

  • Trust Center:セキュリティ・コンプライアンスの一元管理設計
  • Cortex AIのガバナンス設計:LLMアクセス制御、トークンコスト管理
  • Hybrid Tables:HTAP(トランザクション+分析)ワークロードの設計
  • Polaris Catalog:オープンソースIcebergカタログとの統合設計

Advanced Data Analyst(ADA-C01)の追加トピック

  • Cortex Analyst:自然言語からSQLを生成する分析ワークフロー
  • Snowflake Notebooks:インタラクティブ分析環境の活用
  • Snowsight Dashboard の新機能:フィルター連携、パラメータ化

既存認定者への影響

すでにSnowPro認定を保持している場合、更新試験にも改定の影響があります。

  • Core更新試験:COF-C03の内容に基づいて出題。Cortex AIの基礎が追加
  • Advanced更新試験:各試験の追加トピックが更新試験にも反映
  • 有効期限内の認定は改定に関係なく有効。更新時に新しい出題範囲が適用される
  • 更新試験の受験料は据え置き(Core: $100、Advanced: $175)

改定後の学習計画

2026年の改定を踏まえた効率的な学習計画を紹介します。

これから初めて受験する場合

  1. COF-C03の最新Study Guideをダウンロードし、ドメイン構成を確認
  2. 従来範囲(アーキテクチャ、SQL、セキュリティ)を既存教材で学習(2週間)
  3. 新規追加トピック(Cortex AI、Dynamic Tables、Iceberg Tables)を公式ドキュメントで学習(1週間)
  4. Snowflakeトライアルで新機能を実機確認(並行して実施)
  5. 練習問題でドメイン別の弱点を特定し、補強(1週間)

更新受験する場合

  1. Snowflake公式ブログの「What's New」で前回認定以降の新機能を一覧化
  2. Cortex AI関連のドキュメントを重点的に読み込み
  3. Dynamic Tables、Iceberg Tablesの公式チュートリアルを実施
  4. 更新試験用の練習問題(40問規模)で仕上げ

問題で確認

SnowPro 2026年改定

問題 1

SnowPro Core COF-C03で新たに追加された出題ドメインはどれですか?

  1. AI & ML Foundations
  2. Data Sharing & Marketplace
  3. Performance & Cost Optimization
  4. Account Management & Security

正解: A

COF-C03ではAI & ML Foundationsドメイン(配点10%)が新設されました。Cortex LLM Functionsの基本概念、Cortex Searchの概要、Dynamic Tablesなどが出題範囲に含まれます。他の選択肢はCOF-C02から存在する既存ドメインです。

よくある質問

COF-C02からCOF-C03への移行中に受験する場合、どちらの試験を選ぶべきですか?

移行期間中は旧版(COF-C02)と新版(COF-C03)の両方が受験可能です。すでにCOF-C02の学習が進んでいる場合は旧版で受験するのが効率的です。これから学習を始める場合はCOF-C03を選びましょう。どちらに合格しても同じSnowPro Core認定が付与され、有効期限は合格日から2年間です。

Gen AI Specialty試験の前提条件はありますか?

Gen AI Specialty(SGA-C01)はSnowPro Core認定が推奨されますが、必須条件ではありません。Core未取得でもWebassessorから受験登録が可能です。ただし、Snowflakeの基盤知識(アーキテクチャ、SQL基礎、権限管理)が前提となる問題が多いため、Coreレベルの知識は事前に身につけておくことを強くおすすめします。

2026年の改定でAdvanced試験の出題範囲も変わりますか?

はい。Advanced Data Engineer(ADE-C01)ではDynamic Tables、Iceberg Tables、Snowflake Notebooksが出題範囲に追加されています。Advanced Architect(ARA-C01)ではTrust Center、Cortex AIのガバナンス設計が新たに含まれます。各試験の最新Study Guideで追加トピックを確認してください。

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この記事の著者

NicheeLab編集部

データエンジニアリング・クラウド資格の専門家。Databricks・Snowflake等の認定資格を保有し、実務経験に基づいた問題作成・解説を行っています。NicheeLab運営。


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