CLF-C02 クラウドプラクティショナー

AWS CLF-C02 で Amazon EFS はどう問われるか

Amazon EFS が正解になる問題 4問
例題 3問 収録
最頻出: 第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス

CLF-C02 (クラウドプラクティショナー) の練習問題のうち 4 問で Amazon EFS が正解になります。出題はすべて第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス (4問) からです。タスク単位では「タスク 3.6 AWS のストレージサービスを特定する」が 4 問と中心で、ここが Amazon EFS を学ぶうえで最優先の論点です。誤答の選択肢としては Amazon EBS が併記されやすく、これらとの役割の違いを説明できるかどうかが正誤の分かれ目になります。

Amazon EFS の出題分野の内訳

分野別

第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス

4


タスク別(AWS 公式 Exam Guide のタスクステートメント)

タスク 3.6 AWS のストレージサービスを特定する

4

Amazon EFS の例題 3問(クリックで即採点)

選択肢をタップするとその場で正誤が分かります。ログインもページ移動も不要です。

例題 1
単一選択
難易度: 標準

複数の EC2 インスタンスから共有できるファイルストレージ

20 台の Linux の Amazon EC2 インスタンスが、同一ディレクトリを同時にマウントし、標準的な NFS プロトコルで読み書きする必要があります。容量の変動が大きいため、事前に見積もらず自動で伸縮させたいと考えています。最も適したストレージサービスはどれですか。

解説を読む(正解: C)

Amazon Elastic File System (Amazon EFS) は、NFS プロトコルでマウントできるフルマネージドの共有ファイルストレージサービスです。複数の EC2 インスタンスやコンテナ、AWS Lambda 関数から同時に同じファイルシステムをマウントでき、容量はファイルの追加・削除に応じて自動的に拡張・縮小するため、事前のサイズ設計やボリュームの拡張作業が不要です。データは複数のアベイラビリティーゾーンにまたがって冗長化されるため可用性も高く、Linux ワークロードが同一ディレクトリを共同で読み書きする本シナリオに最適です。Amazon EBS はネットワーク接続型のブロックストレージで、原則として 1 つのボリュームは 1 つのインスタンスにのみアタッチします (io1 / io2 のマルチアタッチという例外はありますが、対応インスタンスタイプが限られるうえクラスター対応ファイルシステムの利用が前提です) ため、20 台からの汎用的な共有には適しません。Amazon EC2 インスタンスストアはホストサーバーに物理的に接続された一時的なディスクで、インスタンスを停止・終了するとデータが失われ、他のインスタンスと共有することもできません。Amazon FSx for Windows File Server は共有ファイルシステムを提供しますが、SMB プロトコルと Windows / Active Directory 環境を前提としており、NFS を求める Linux クラスターの要件には合致しません。

この問題の出典(AWS 公式ドキュメント)

例題 2
単一選択
難易度: やさしい

複数インスタンスから同時利用する共有ファイルストレージ

Auto Scaling で台数が増減する複数の Linux の Amazon EC2 インスタンスから、同一のディレクトリ階層に同時に読み書きする必要があります。容量もデータ量に応じて自動的に拡張されることが望ましいです。最も適切な AWS ストレージサービスはどれですか。

解説を読む(正解: B)

AWS のストレージは、オブジェクトストレージ (Amazon S3)、ブロックストレージ (Amazon EBS、インスタンスストア)、ファイルストレージ (Amazon EFS、Amazon FSx) の 3 系統に大別され、「複数のサーバーが同じファイルシステムを同時に共有する」という要件はファイルストレージが担当します。B の Amazon EFS は NFS プロトコルで提供されるフルマネージドの共有ファイルシステムで、数千の Linux インスタンスから同時にマウントして同じディレクトリツリーを読み書きでき、保存するファイル量に応じて容量が自動で伸縮するため、Auto Scaling でインスタンス台数が変動する本シナリオに最適です。A は誤りで、EBS ボリュームは原則として 1 つのインスタンスにのみアタッチするブロックデバイスであり、複数アタッチ機能は io1/io2 など限られたボリュームタイプでクラスター対応ファイルシステムを併用する場合に限られます。gp3 では成立せず、容量の自動拡張も行われません。C のインスタンスストアはホストに物理的に接続された一時的なブロックストレージで、インスタンスを停止または終了するとデータが消失し、他のインスタンスから共有することもできないため、複数インスタンスの共有ストレージとして不適切です。D の FSx for Windows File Server は SMB プロトコルと Windows ACL を前提とした Windows 向けのファイルサーバーであり、Linux インスタンス群の共有ストレージとしては本要件に合致しません。

例題 3
単一選択
難易度: 標準

複数インスタンスから同時にアクセスする共有ファイルストレージ

Auto Scaling グループで稼働する複数の Linux ベースの EC2 インスタンスが、同一のファイル群を同じディレクトリ構成で参照し、一部は同じ領域へ書き込む必要があります。容量は事前設計なしに自動で伸縮してほしいと考えています。最も適したストレージはどれですか。

解説を読む(正解: A)

Amazon EFS は、NFS プロトコルで複数の Linux 系インスタンスから同時にマウントできるフルマネージドの共有ファイルストレージです。ファイルの追加や削除に応じて容量が自動的に伸縮するため事前のサイズ設計が不要で、データは複数のアベイラビリティーゾーンに保存されるので可用性も高く、Auto Scaling で台数が変動する構成とも相性がよいサービスです。設問は複数の Linux インスタンスが同一の教材を同時に読み書きし、容量を自動で拡張したいという要件なので A が正解です。B の Amazon EBS はブロックストレージで、原則として 1 つのボリュームは 1 つのインスタンスにアタッチして使い、容量も作成時に指定してから必要に応じて変更する運用になります。複数インスタンスからのアタッチに対応する特殊な構成は存在しますが、クラスター対応ファイルシステムの利用が前提であり、汎用的な共有ファイルストレージの代替にはなりません。C の Amazon FSx for Windows File Server は SMB プロトコルと Active Directory 統合を前提とした Windows ワークロード向けの共有ファイルサービスであり、本件の Linux 構成には適合しません。D の EC2 インスタンスストアはインスタンスに物理的に接続された一時的なストレージで、インスタンスを停止または終了するとデータが失われる揮発性のものであり、他のインスタンスと共有することもできないため、教材の保管先として成立しません。

Amazon EFS とよく混同されるサービス

Amazon EFS が答えの問題で、誤答の選択肢として並ぶサービス

CLF-C02 の問題プールを実際に集計した結果です。ここに並ぶサービスとの違いを言葉で説明できるようになると、Amazon EFS 系の問題を取りこぼしにくくなります。

Amazon EBS

2回

Amazon EFS の公式ドキュメント

本ページの内容は以下の AWS 公式ドキュメントに基づいています。

CLF-C02 の関連論点

AWS CloudFormation

8問

Amazon SQS

5問

AWS CLI

4問

AWS Lambda

4問

Amazon DynamoDB

4問

Amazon EC2

4問

AWS Global Accelerator

3問

Amazon Textract

3問

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