CLF-C02 クラウドプラクティショナー

AWS CLF-C02 で AWS Global Accelerator はどう問われるか

AWS Global Accelerator が正解になる問題 3問
例題 3問 収録
最頻出: 第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス

CLF-C02 (クラウドプラクティショナー) の練習問題のうち 3 問で AWS Global Accelerator が正解になります。出題はすべて第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス (3問) からです。タスク単位では「タスク 3.2 AWS のグローバルインフラストラクチャを定義する」が 3 問と中心で、ここが AWS Global Accelerator を学ぶうえで最優先の論点です。誤答の選択肢としては Amazon CloudFront、Amazon Route 53、Amazon S3 Transfer Acceleration が併記されやすく、これらとの役割の違いを説明できるかどうかが正誤の分かれ目になります。

AWS Global Accelerator の出題分野の内訳

分野別

第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス

3


タスク別(AWS 公式 Exam Guide のタスクステートメント)

タスク 3.2 AWS のグローバルインフラストラクチャを定義する

3

AWS Global Accelerator の例題 3問(クリックで即採点)

選択肢をタップするとその場で正誤が分かります。ログインもページ移動も不要です。

例題 1
単一選択
難易度: 標準

グローバルユーザー向けトラフィック経路の最適化

2 リージョンの Network Load Balancer 配下でゲームサーバーが TCP と UDP の通信を処理しています。パケットロスを避け、ユーザーに近いエッジから AWS のバックボーン経由で正常なリージョンのエンドポイントへ届けたいです。最も適した対応はどれですか。

解説を読む(正解: D)

インターネット経由の通信は経路が動的に決まるため、混雑時にはパケットロスやジッターが発生しやすく、対戦型ゲームのようにレイテンシーに敏感なワークロードでは体感品質が大きく劣化します。AWS Global Accelerator は世界中のエッジロケーションで静的エニーキャスト IP アドレスを受け付け、そこから AWS の専用バックボーンを通じて最適なリージョンのエンドポイントへトラフィックを届けるネットワーキングサービスです。エンドポイントのヘルスチェックを継続的に行い、異常を検知すると短時間で健全なリージョンへ切り替えるため、可用性の面でも有利になります。設問では TCP と UDP の両方を扱うゲームサーバーを Network Load Balancer 配下に置いており、レイヤー 4 のトラフィックをエッジで取り込んで最短経路に載せる Global Accelerator が要件に一致します。CloudFront は静的・動的コンテンツをエッジでキャッシュまたはプロキシする CDN であり、HTTP/HTTPS が前提のため UDP のゲームトラフィックには適用できません。S3 Transfer Acceleration はエッジ経由で S3 バケットへのアップロードとダウンロードを高速化するバケット単位の機能にすぎず、EC2 上のゲームサーバーとの通信には関係しません。DynamoDB のグローバルテーブルはデータをマルチリージョンに複製する機能であり、クライアントからサーバーまでのネットワーク経路そのものは改善しません。

この問題の出典(AWS 公式ドキュメント)

例題 2
単一選択
難易度: 難しい

非 HTTP のグローバルトラフィックを高速化する

3 リージョンのゲームサーバーへクライアントが UDP と TCP で常時接続し、通信内容はキャッシュできません。最寄りの AWS エッジから最適なリージョンへ転送し、接続先を変えずにリージョン障害時は数十秒以内で切り替えたいと考えています。最も適したサービスはどれですか。

解説を読む(正解: B)

AWS Global Accelerator は、AWS のエッジロケーションで受けたトラフィックを AWS のグローバルネットワーク経由で最適なエンドポイントへ転送するネットワーキングサービスです。エニーキャストの静的 IP アドレスを 2 つ提供し、クライアントは常に同じ IP へ接続するだけで済みます。TCP と UDP の両方に対応し、コンテンツをキャッシュせずにパケットを転送するため、リアルタイムな動的通信に向いています。エンドポイントのヘルスチェックに基づき、障害時は DNS の TTL に依存せず数十秒程度で健全なリージョンへトラフィックを切り替えられます。設問の「UDP/TCP」「キャッシュ不可」「接続先を変えずに高速フェイルオーバー」という条件を満たすのは B です。A の Amazon CloudFront は HTTP/HTTPS のコンテンツ配信ネットワークで、静的・動的コンテンツの配信は高速化できますが、任意の UDP トラフィックを扱うようには設計されていません。C の Route 53 レイテンシーベースルーティングは、DNS 応答で最も低遅延のリージョンを返す方式で、経路の最適化はクライアント側の ISP 経由のインターネットに委ねられ、切り替えもクライアントやリゾルバーにキャッシュされた TTL が切れるまで反映されないため、数十秒での確実な切り替えは保証できません。D の Network Load Balancer は超低遅延で TCP/UDP を分散できますが、その効果は単一リージョン内に限られ、リージョン間のトラフィック誘導やフェイルオーバーは担いません。

この問題の出典(AWS 公式ドキュメント)

例題 3
単一選択
難易度: 標準

非 HTTP プロトコルの取引アプリを世界規模で高速化する

独自の TCP/UDP プロトコルのバックエンドを 2 つのリージョンで稼働させています。世界中の顧客のレイテンシーとジッターを下げ、静的 IP を提供し、DNS の TTL に依存しない自動フェイルオーバーも実現したいです。最も適したサービスはどれですか。

解説を読む(正解: B)

インターネット経由の通信は経路が一定せず、遠距離ほど遅延とばらつきが大きくなります。AWS Global Accelerator は、世界のエッジロケーションでトラフィックを受け止め、そこから AWS が保有するグローバルバックボーンを通して最適なリージョンのエンドポイントへ転送することで、レイテンシーとジッターを低減するサービスです。アクセラレーターには 2 つの静的 Anycast IP アドレスが割り当てられるためファイアウォールの許可リスト登録に適し、TCP と UDP の任意のプロトコルに対応し、エンドポイントのヘルスチェックにより障害時はクライアント側 DNS キャッシュに左右されず自動でフェイルオーバーします。設問の 3 つの要件すべてに合致するため B が正解です。A の Amazon CloudFront は HTTP/HTTPS のコンテンツ配信に特化した CDN であり、キャッシュによる静的コンテンツ配信が主目的で、独自の TCP/UDP プロトコルは扱えません。C の Route 53 加重ルーティングは DNS 応答で振り分け先の比率を変える仕組みで、通信経路そのものは通常のインターネット経路のままであり、静的 IP も提供されず、TTL のキャッシュにより切り替えに時間がかかります。D の AWS Direct Connect はオンプレミス拠点と AWS を結ぶ専用線サービスで、契約した拠点にしか効果がなく、不特定多数のインターネット顧客のレイテンシー改善には使えません。

AWS Global Accelerator とよく混同されるサービス

AWS Global Accelerator が答えの問題で、誤答の選択肢として並ぶサービス

CLF-C02 の問題プールを実際に集計した結果です。ここに並ぶサービスとの違いを言葉で説明できるようになると、AWS Global Accelerator 系の問題を取りこぼしにくくなります。

Amazon CloudFront

3回

Amazon Route 53

2回

Amazon S3 Transfer Acceleration

1回

Amazon DynamoDB

1回

AWS Direct Connect

1回

AWS Global Accelerator の公式ドキュメント

本ページの内容は以下の AWS 公式ドキュメントに基づいています。

CLF-C02 の関連論点

AWS CloudFormation

8問

Amazon SQS

5問

Amazon EFS

4問

AWS CLI

4問

AWS Lambda

4問

Amazon DynamoDB

4問

Amazon EC2

4問

Amazon Textract

3問

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