CLF-C02 クラウドプラクティショナー

AWS CLF-C02 で AWS Lambda はどう問われるか

AWS Lambda が正解になる問題 4問
例題 3問 収録
最頻出: 第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス

CLF-C02 (クラウドプラクティショナー) の練習問題のうち 4 問で AWS Lambda が正解になります。最も多いのは第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス (3問) で、次いで第 4 分野: 請求、料金、サポート (1問) です。タスク単位では「タスク 3.3 AWS のコンピューティングサービスを特定する」が 3 問と中心で、ここが AWS Lambda を学ぶうえで最優先の論点です。誤答の選択肢としては Amazon EC2 Auto Scaling、Amazon Lightsail、AWS Outposts が併記されやすく、これらとの役割の違いを説明できるかどうかが正誤の分かれ目になります。

AWS Lambda の出題分野の内訳

分野別

第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス

3

第 4 分野: 請求、料金、サポート

1


タスク別(AWS 公式 Exam Guide のタスクステートメント)

タスク 3.3 AWS のコンピューティングサービスを特定する

3

タスク 4.1 AWS の料金モデルを比較する

1

AWS Lambda の例題 3問(クリックで即採点)

選択肢をタップするとその場で正誤が分かります。ログインもページ移動も不要です。

例題 1
複数選択
難易度: 標準

サーバーの管理が不要なコンピューティングの選択

イベント駆動の短時間の処理と、既存の Docker コンテナイメージの実行の両方を、基盤サーバーの管理や OS のパッチ適用なしで動かせる AWS のコンピューティングサービスを 2 つ選択してください。

複数選択問題です (正解 2 つ)。選んでから判定してください。

解説を読む(正解: B、D)

サーバーレスとは、利用者が仮想サーバーの存在を意識せず、OS の管理やキャパシティーの調整を AWS に任せられるモデルを指します。AWS Lambda はイベント駆動でコードを実行するサーバーレス関数サービスで、実行環境の準備、パッチ適用、スケーリングはすべて AWS が担い、課金は実行時間とリクエスト数に基づきます。AWS Fargate は Amazon ECS と Amazon EKS 向けのサーバーレスコンピューティングエンジンで、コンテナを動かすための EC2 インスタンスを用意・管理せずにタスクやポッドを実行できます。したがって、イベント駆動処理には Lambda、既存コンテナイメージの実行には Fargate という組み合わせが要件を満たし、B と D が正解です。A の Amazon EC2 Auto Scaling は需要に応じてインスタンスの台数を自動増減させる機能ですが、動くのはあくまで EC2 インスタンスであり、AMI の選定やゲスト OS のパッチ適用は引き続き利用者の責任です。C の Amazon Lightsail は仮想サーバーやデータベースを定額でシンプルに始められるサービスですが、提供されるのは仮想マシンであり OS の管理は利用者が行います。E の AWS Outposts は AWS のインフラを顧客の施設内に設置するハイブリッド向けの製品で、物理ラックが自社データセンターに置かれるため、サーバー管理からの解放という要件とは方向性が逆です。

この問題の出典(AWS 公式ドキュメント)

例題 2
単一選択
難易度: やさしい

無料利用枠の「常に無料」の考え方

初めて AWS アカウントを開設したチームが、検証環境を構築する前に無料利用枠の仕組みを確認しています。AWS 無料利用枠 (AWS Free Tier) に関する説明として正しいものはどれですか。

解説を読む(正解: A)

AWS 無料利用枠は、初めて AWS を触る利用者が費用の心配をせずにサービスを試せるようにするための仕組みで、性質の異なる複数の区分から構成されます。代表的なのが「常に無料 (Always Free)」で、これはアカウントの経過期間に関係なく、サービスごとに定められた月間の上限までを無償で利用できる区分です。もう一つが期間限定で特定サービスを試せる「短期トライアル」で、こちらは有効期限が切れると通常料金に切り替わります。A は「常に無料」の定義そのもので、AWS Lambda の月間リクエスト数のようにアカウントの利用開始からの経過期間に左右されない枠が実際に存在するため正しいです。B は誤りで、期間の経過とともに終了する区分がある一方、上記のとおり期間制限のない「常に無料」の枠が明確に存在します。C も誤りで、無料利用枠は上限を超えた分が通常の従量課金に切り替わるだけであり、サービスが自動停止する仕組みではありません。想定外の請求を避けたい場合は、利用者側で AWS Budgets の予算アラートや無料利用枠の使用量アラートを設定する必要があります。D も誤りで、無料利用枠の利用に有償サポートプランは一切不要です。すべての AWS アカウントは追加費用のかからないベーシックサポートを既定で受けており、無料利用枠はそのアカウントで直ちに利用できます。

例題 3
単一選択
難易度: やさしい

S3 へのアップロードを起点にした処理の自動実行

CSV ファイルが Amazon S3 バケットに置かれた直後に、数秒で完了する軽量な変換処理を自動で実行したいと考えています。サーバーの構築や常時稼働は避け、実行された分だけ課金される形が望ましい場合、この要件を満たすサービスはどれですか。

解説を読む(正解: D)

Amazon S3 のイベント通知機能は、オブジェクトの作成 (PUT / POST / コピー) や削除といったイベントをトリガーとして、AWS Lambda 関数、Amazon SNS、Amazon SQS、Amazon EventBridge へ通知を送ることができます。中でも AWS Lambda は、サーバーのプロビジョニングや管理をせずにコードを実行できるイベント駆動型のコンピューティングサービスで、S3 にファイルが置かれた瞬間に自動的に関数が起動し、リクエスト数と実行時間 (ミリ秒単位) にのみ課金されます。常時稼働するサーバーが不要で、数秒で終わる軽量処理を都度実行したい本シナリオには Lambda が最適です。Amazon Athena は S3 上のデータに標準 SQL でクエリを実行するインタラクティブな分析サービスで、アドホックな問い合わせはできてもオブジェクト到着イベントを受けて処理を自動起動する仕組みではありません。Amazon Kinesis Data Streams はアプリケーションやデバイスから継続的に送信されるストリーミングデータをリアルタイムに取り込むサービスであり、S3 のイベント通知先として選択することはできません。Amazon EMR は Hadoop や Spark のクラスターを構築して大規模なバッチ解析を行うサービスで、クラスターの管理コストがかかるうえ、ファイル単位の軽量な即時処理には過剰かつ不向きです。

AWS Lambda とよく混同されるサービス

AWS Lambda が答えの問題で、誤答の選択肢として並ぶサービス

CLF-C02 の問題プールを実際に集計した結果です。ここに並ぶサービスとの違いを言葉で説明できるようになると、AWS Lambda 系の問題を取りこぼしにくくなります。

Amazon EC2 Auto Scaling

1回

Amazon Lightsail

1回

AWS Outposts

1回

Amazon Athena

1回

Amazon Kinesis Data Streams

1回

AWS Lambda の公式ドキュメント

本ページの内容は以下の AWS 公式ドキュメントに基づいています。

CLF-C02 の関連論点

AWS CloudFormation

8問

Amazon SQS

5問

Amazon EFS

4問

AWS CLI

4問

Amazon DynamoDB

4問

Amazon EC2

4問

AWS Global Accelerator

3問

Amazon Textract

3問

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