CLF-C02 クラウドプラクティショナー

AWS CLF-C02 で AWS Wavelength はどう問われるか

AWS Wavelength が正解になる問題 3問
例題 3問 収録
最頻出: 第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス

CLF-C02 (クラウドプラクティショナー) の練習問題のうち 3 問で AWS Wavelength が正解になります。出題はすべて第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス (3問) からです。タスク単位では「タスク 3.2 AWS のグローバルインフラストラクチャを定義する」が 3 問と中心で、ここが AWS Wavelength を学ぶうえで最優先の論点です。誤答の選択肢としては AWS Local Zones、Amazon CloudFront、AWS Outposts が併記されやすく、これらとの役割の違いを説明できるかどうかが正誤の分かれ目になります。

AWS Wavelength の出題分野の内訳

分野別

第 3 分野: クラウドテクノロジーとサービス

3


タスク別(AWS 公式 Exam Guide のタスクステートメント)

タスク 3.2 AWS のグローバルインフラストラクチャを定義する

3

AWS Wavelength の例題 3問(クリックで即採点)

選択肢をタップするとその場で正誤が分かります。ログインもページ移動も不要です。

例題 1
単一選択
難易度: 標準

5G ネットワーク内での超低レイテンシー実行

通信事業者の 5G ネットワークに接続したモバイル端末向けに、超低レイテンシーのゲームや AR アプリケーションを提供したいと考えています。5G ネットワークの内部に AWS のコンピューティングを配置できるサービスはどれですか。

解説を読む(正解: D)

AWS Wavelength は、通信事業者の 5G ネットワークのエッジ (Wavelength ゾーン) に Amazon EC2 や Amazon EBS などの AWS インフラストラクチャを配置するサービスです。モバイル端末からのトラフィックが公衆インターネットへ出ることなく通信事業者のネットワーク内部で処理されるため、通常のリージョン接続では避けられない複数のネットワークホップが取り除かれ、超低レイテンシーが実現します。5G 端末向けの AR/VR、クラウドゲーミング、コネクテッドカー、産業用オートメーションなどが代表的なユースケースであり、設問の要件に合致するため D が正解です。A の AWS Local Zones は大都市圏の近くに置かれたリージョンの拡張インフラですが、5G ネットワークの内部に配置されるものではなく、モバイル網からはインターネットを経由してアクセスすることになります。B の CloudFront のエッジロケーションは、コンテンツをキャッシュして配信するための拠点であり、ゲームサーバーのような任意のアプリケーションを実行する基盤ではありません。C の AWS Outposts は、AWS が管理するラックを顧客のオンプレミスデータセンターやコロケーション施設に設置してハイブリッド構成を実現するサービスであり、通信事業者の 5G ネットワーク内へ AWS を展開する用途とは目的が異なります。

この問題の出典(AWS 公式ドキュメント)

例題 2
単一選択
難易度: 難しい

5G ネットワーク上の端末へ超低レイテンシーで応答する

通信事業者の 5G ネットワークに接続する車載端末へ、推論結果を 10 ミリ秒未満で返す必要があります。トラフィックがインターネットへ出ることなく、5G 網内に配置されたコンピューティングとストレージで処理される必要があります。最も適した AWS の仕組みはどれですか。

解説を読む(正解: C)

AWS Wavelength は、AWS のコンピューティングおよびストレージサービスを通信事業者の 5G ネットワーク内のデータセンター (Wavelength Zone) に配置する仕組みです。モバイル端末からのトラフィックが事業者網からインターネットへ出ることなくアプリケーションに到達するため、経路上のホップが最小化され、一桁ミリ秒台の超低レイテンシーが必要なモバイルアプリケーションを実現できます。自動運転支援、AR/VR、産業機器のリアルタイム制御などが代表的なユースケースであり、設問の「5G 網内で処理」「10 ミリ秒未満」という条件に一致するため C が正解です。A の AWS Local Zones は、ユーザーの多い大都市圏にコンピューティングやストレージを配置してオンプレミスや都市部の利用者に対する数ミリ秒のレイテンシーを実現する仕組みですが、通信事業者の 5G ネットワークの内部に置かれるわけではなく、モバイル端末からのトラフィックはいったんインターネットを経由します。B の Amazon CloudFront のエッジロケーションはコンテンツをキャッシュして配信する CDN の拠点であり、静的コンテンツや API レスポンスの高速化には有効ですが、任意のアプリケーションサーバーやストレージを配置して独自の推論処理を常時実行する環境ではありません。D の AWS Outposts は AWS が管理するラックを顧客のデータセンターやコロケーション施設に設置して、オンプレミスで AWS のインフラストラクチャを使えるようにするサービスであり、施設内のシステムとの低レイテンシー連携やデータ所在地の要件には適していますが、通信事業者の 5G 網内に置かれるものではありません。

例題 3
単一選択
難易度: 難しい

5G ネットワーク向けの超低レイテンシーな配置先

スマートフォン向けの拡張現実アプリで、映像解析の応答に 1 桁ミリ秒台が求められます。バックエンドを通信事業者の 5G ネットワーク内に配置し、トラフィックが公衆インターネットを経由しないようにしたいです。最も適した AWS のインフラストラクチャ選択肢はどれですか。

解説を読む(正解: B)

AWS はリージョンと AZ に加えて、ユーザーやデータの近くにコンピューティングを配置するための拡張インフラを複数用意しており、それぞれ「どこに設置されるか」で用途が分かれます。B の AWS Wavelength は、通信事業者の 5G ネットワークのエッジ (通信事業者のデータセンター内) に AWS のコンピューティングとストレージを配置する仕組みで、モバイル端末からのトラフィックが公衆インターネットを経由せず通信事業者ネットワーク内で完結するため、1 桁ミリ秒台の超低レイテンシーが求められる AR/VR、リアルタイム映像解析、コネクテッドカーなどのモバイル向けワークロードに最適です。本問は「5G ネットワーク内に配置」「インターネットを経由しない」と明示されているため B が正解となります。A の AWS Local Zones は、リージョンから離れた大都市圏などに AWS インフラを延伸し、その地域のエンドユーザーに数ミリ秒台の低遅延を提供するものですが、設置先は通信事業者の 5G ネットワーク内部ではなく、モバイル端末からのアクセスは通常インターネット経由となるため本要件には一段合いません。C の AWS Outposts は AWS が管理するラックを顧客のデータセンターやコロケーション施設に設置してオンプレミスで AWS サービスを実行するハイブリッド向けの選択肢であり、自社設備内での低遅延やデータ所在地要件には有効ですが、通信事業者の 5G ネットワーク内に配置するものではありません。D の CloudFront エッジロケーションはコンテンツをキャッシュして配信するための拠点であり、静的コンテンツや動的リクエストの高速化には有効ですが、映像解析のようなカスタムのバックエンド処理を常時実行する汎用コンピューティング基盤ではありません。

AWS Wavelength とよく混同されるサービス

AWS Wavelength が答えの問題で、誤答の選択肢として並ぶサービス

CLF-C02 の問題プールを実際に集計した結果です。ここに並ぶサービスとの違いを言葉で説明できるようになると、AWS Wavelength 系の問題を取りこぼしにくくなります。

AWS Local Zones

3回

Amazon CloudFront

3回

AWS Outposts

3回

AWS Wavelength の公式ドキュメント

本ページの内容は以下の AWS 公式ドキュメントに基づいています。

CLF-C02 の関連論点

AWS CloudFormation

8問

Amazon SQS

5問

Amazon EFS

4問

AWS CLI

4問

AWS Lambda

4問

Amazon DynamoDB

4問

Amazon EC2

4問

AWS Global Accelerator

3問

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