Microsoft Certified: Azure Fundamentals、通称 AZ-900 は、Microsoft 認定資格の中で最も多くの人が受験している試験です。 Microsoft 自身が公開している数字によれば、世界の累計取得者は 120 万人を超えており、社会人がクラウドの世界に足を踏み入れる際の「最初の一冊」のような位置を占めています。 日本でも、ソフトバンクや JBS のような大手 SIer が新入社員のオンボーディング指標として取得を推奨しているのを目にした方も多いはずです。
本記事では、2026 年 1 月 14 日に改訂された最新の Skills measured を起点に、出題ドメインの中身、Microsoft Entra ID への呼称変更で起きた地味だが厄介な落とし穴、 IT 未経験から 25 時間で 900 点超を獲得した日本人エンジニアの実話、そして合格後にどの認定へ進むかというキャリアパスまでを一本で整理します。 受験を「これから検討する人」「今まさに学習中の人」「受験日が決まっている人」のいずれにも役立つよう、章ごとに役割を分けています。
AZ-900 は Fundamentals (基礎) カテゴリに属する 45 分・約 40 ~ 60 問の選択式試験で、合格スコアは 1000 点満点中 700 点です。 受験料は 99 USD、日本では Pearson VUE 経由で 13,200 円(税込) が主要表示価格です。 オンライン受験 (OnVUE) とテストセンター受験の両方に対応し、日本語を含む 13 言語で受験できます。 Microsoft の認定資格の中でも珍しく、一度合格すれば無期限有効で更新の必要はありません。Associate 以上が毎年更新を要求してくるのと対照的です。
試験範囲は大きく 3 つに分かれます。クラウドの基本概念を問う Cloud concepts (25 ~ 30%)、Azure のアーキテクチャとサービス全般を問う Azure architecture and services (35 ~ 40%)、 そして管理・統制を問う Azure management and governance (30 ~ 35%) という構成です。 メインは中央のドメインで、ここでつまずく受験者がもっとも多い領域でもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験コード | AZ-900 (Microsoft Certified: Azure Fundamentals) |
| 改訂日 | 2026 年 1 月 14 日 (Skills measured 改訂) |
| 問題数 / 試験時間 | 40 ~ 60 問 / 45 分 |
| 合格点 | 700 / 1000 (スケールドスコア) |
| 受験料 | 99 USD / 13,200 円(税込) |
| 受験言語 | 日本語含む 13 言語 |
| 受験方法 | Pearson VUE 経由 (OnVUE / テストセンター) |
| 有効期限 | 無期限 |
出典: Microsoft Learn 公式試験ページ および公式 Study Guide。
最初のドメインは、クラウドそのものの考え方を問う領域です。 IaaS・PaaS・SaaS の境界を例とともに説明できるか、Public/Private/Hybrid という 3 つのクラウドモデルの違いを理解しているか、 そして AZ-900 で最頻出と言ってよい「責任共有モデル (Shared responsibility model)」の感覚を持っているか、が問われます。
責任共有モデルは、聞いた瞬間は当たり前に思える概念ですが、本番試験では「SaaS で顧客が責任を持つ範囲はどこか」「IaaS で OS のパッチ適用は誰の責任か」といった形で執拗に問われます。SaaS では顧客はデータとアカウント情報だけを守る役、IaaS では OS 以上は顧客、ハードウェアとデータセンター物理層はクラウド事業者、というラインを瞬時に答えられるよう体に染み込ませておくと、本番で迷いません。
サーバーレスの定義もこのドメインに含まれます。Azure Functions と Logic Apps が代表例で、「サーバーが存在しない」のではなく「サーバー管理をユーザーから完全に抽象化した実行モデル」だと理解しておけば十分です。 Capex (資本支出) と Opex (運用費) の違いは、ビジネス側に説明する場面を想定した出題が混ざるので、社内決裁を経験したことがない人ほど一度は声に出して説明できるか確認しておきたい項目です。
配点比率が最大の中核ドメインです。Azure というプラットフォームの全体像と主要サービスを、用語の正確さとともに問うてきます。 特に頻出するのが、Azure の階層構造、リージョンとアベイラビリティゾーンの関係、そしてコンピュート・ストレージ・ネットワークの「どれを選ぶか」という設計判断です。
Azure のリソースは、Management group → Subscription → Resource group → Resource という入れ子構造で管理されます。 この階層を理解せずに本試験を受けると、「ポリシーを Subscription レベルに適用すると配下の RG にどう影響するか」「Tag は RG と Resource のどちらに付けられるか」といった頻出パターンで失点します。
Region pair は、地理的に 200 マイル以上離れた 2 つのリージョンが対になる仕組みで、災害復旧の基本設計に使われます。Availability Zone はそれと別概念で、1 つのリージョン内の物理的に独立したデータセンター群を指し、VM の SLA を 99.99% まで引き上げる根拠になります。Availability Set はさらに別物 (1 つのデータセンター内での冗長配置) で、この 3 層の違いを混同しないことが本ドメインの最大の落とし穴です。
コンピュートでは VM・VM Scale Sets・App Service・Container Instances・AKS・Functions の使い分けが問われます。 2026 年改訂では Azure Virtual Desktop が VM オプションの欄に明示的に追加されたので、リモートデスクトップ系のシナリオが出題に組み込まれた可能性があります。 「フルコントロールが欲しいなら VM、PaaS で運用負荷を減らしたいなら App Service、イベント駆動の細切れ処理なら Functions」という判断軸を、自分の言葉で説明できる状態にしておきましょう。
ストレージは Blob (Hot/Cool/Cold/Archive の 4 ティア)、Disk、File、Queue、Table の 5 つを覚えれば十分です。 「ログを長期保存するなら Archive、頻繁にアクセスするユーザーアップロード画像なら Hot」というように、ティア選択の理由を説明できるかが鍵です。
ネットワークでは、VNet と Subnet の関係、Peering の動き、VPN Gateway と ExpressRoute の使い分けが頻出です。ExpressRoute は専用線で、暗号化は標準では行われない (MACsec などのオプション提供) という事実は、しばしば誤答選択肢として現れます。 改訂で Public/Private endpoints が独立した bullet に格上げされたため、PaaS サービスへのプライベート接続シナリオも復習しておくと安心です。
本ドメインは「組織として Azure をどう統制するか」を問う領域で、コスト・コンプライアンス・運用ツール・モニタリングの 4 本柱で構成されています。 Azure 単体の知識ではなく、企業の IT 統制という文脈で出題されるため、運用経験のある人には親しみやすく、未経験者には抽象的に映りやすい領域です。
まず押さえたいのは、Azure Policy・RBAC・Resource Lock の三者の役割の違いです。Azure Policy は「特定のリソースタイプの作成を禁止する」など準拠性そのものを強制する仕組み。RBAC は「誰に何を許可するか」というアクセス権限の管理。Resource Lock は「CanNotDelete」「ReadOnly」の 2 種類で、誤操作による削除や変更を物理的にブロックします。 この 3 つは目的が違うので使い分けの問題が出されますが、実務でも頻繁に使う組み合わせなので、一度仕組みを腹落ちさせれば長く役立つ知識になります。
2026 年改訂で公式 bullet として明示されたのが Microsoft Entra ID (旧 Azure AD) と Microsoft Purview (旧 Azure Purview) です。 Entra ID は 2023 年 7 月に Azure AD からリブランドされたものの、現場でも教材でも旧名称が残り続けており、試験対策で混乱の原因になっています。 本試験では新名称が正式表記なので、古い問題集で「Azure AD」と書かれていても頭の中で「Entra ID」に読み替えながら学習を進めるのが現実的です。
モニタリングでは Azure Monitor が中心になります。Metrics・Logs (Log Analytics)・Alerts の 3 本柱と、APM (Application Performance Monitoring) を担う Application Insights という 4 つを区別できれば、本ドメインのモニタリング項目はほぼ取れます。 加えて Azure Advisor (推奨事項) と Azure Service Health (Azure 側の障害情報) が混同されやすいので、これも明確に区別しておきたいところです。
公式 Change log は「Minor」とだけ書かれていますが、AZ-900 受験者にとってこの改訂の意味は決して小さくありません。 理由は 2 つあります。1 つ目は、ブランディング統一が本格的に反映されたこと。 Entra ID と Purview という新名称が公式 bullet 入りしたことで、2024 年以前に作られた問題集との表記ギャップが明確になりました。 古い教材で学んだ知識は中身としては正しいものの、本試験で表示される選択肢の文言と一致しない、というギャップが起きやすくなっています。
2 つ目は、IaC (Infrastructure as Code) と Public/Private endpoints が独立した出題項目に格上げされたこと。 改訂前は ARM テンプレートの文脈でしか触れられていなかった IaC が、Bicep や Terraform を含む概念として明示されました。 Endpoints の独立化と合わせ、「Azure をどう "コードで" 管理し、どう "閉じたネットワーク" でつなぐか」という近年の現場トレンドが基礎試験にも降りてきた格好です。
一方で注意したいのが、日本語圏の一部ブログやサードパーティ問題集で「2026 年改訂で Microsoft Copilot / Microsoft Fabric / Azure OpenAI / Responsible AI 6 原則が大量追加された」と書かれているケースです。 Microsoft 公式の Skills measured PDF を実際に開いて確認しても、これらの項目は明示的に含まれていません。 AI 系を深く問う認定は AI-901 (2026 年 6 月 GA、AI-900 の後継) として別個に用意されているため、AZ-900 では概念レベルの言及にとどまるとみるのが安全です。 試験範囲外のトピックに時間を割きすぎて本来カバーすべき範囲が手薄になる、というのは未経験者が陥りがちな落とし穴です。
結論から言えば、AZ-900 は Microsoft が無料公開しているリソースだけで合格できる試験です。 市販の Udemy コースや書籍は補助として有効ですが、必須ではありません。 以下の 4 つを順に消化すれば、IT 未経験者でも 4 週間で合格圏に届きます。
| リソース | 役割 |
|---|---|
| Microsoft Learn 学習パス | 3 つの無料 Learning Path (Cloud concepts / Architecture & services / Management & governance) で出題範囲を完全カバー |
| Microsoft Azure Virtual Training Day | 無料 2 日間。Part 1 + Part 2 完走で受験バウチャー (約 165 USD 相当) が 5 営業日以内に発行 |
| 公式 Practice Assessment | 本番形式の練習問題 (Assessment ID 23、無料)。80% 取れるまで反復するのが目安 |
| Exam Sandbox | 本試験 UI のデモ環境。Whiteboard 機能などの本番 UI に慣れておく |
特に Azure Virtual Training Day は、受験料 13,200 円を実質ゼロにできる正規ルートとして、SIOS や複数の日本人ブログで実体験が報告されています。 日本語回も定期開催されているので、英語に抵抗があっても問題ありません。 単純計算で、Microsoft Learn での自学 + Virtual Training Day + Practice Assessment という流れだけで、教材費は 0 円です。
日本人の合格体験記を横断して調べると、学習時間は経験背景でかなり差があります。 ソフトバンク Blog や Qiita の Aichi_Lover 氏の記事では IT 未経験者が約 25 ~ 40 時間で合格しています。IT 経験 1 ~ 3 年であれば 15 ~ 25 時間、すでに別のクラウド経験があれば 5 ~ 15 時間というのが、複数体験記からの平均的なレンジです。 以下は IT 未経験者を想定した 4 週間プランです。
Week 1 は Cloud concepts の学習パスを 1 周し、責任共有モデルと IaaS/PaaS/SaaS の境界を腹落ちさせる週です。 Pricing Calculator を開いて、自分が VM を 1 台立てたらいくらかかるかを試算してみると、Capex/Opex の話が一気にリアルになります。
Week 2 は最大ドメインである Architecture & services。 座学だけで進めず、Azure ポータルに無料試用枠で実際にログインし、VM を 1 台立てて削除する、VNet を作って Subnet を分割する、Storage Account を作って Blob にファイルをアップロードする、といった操作を最低 1 サイクル経験しておくと、頭に残りやすくなります。
Week 3 は Management & governance。 このタイミングで Microsoft Virtual Training Day の Part 1 と Part 2 を受講します。受講だけで受験バウチャーが手に入るので、ここでバウチャー獲得を済ませておくと、後の予約がスムーズです。
Week 4 は仕上げ。公式 Practice Assessment を 80% 以上取れるようになるまで反復し、苦手領域があれば Microsoft Learn の該当パスを部分的に復習します。 前日には Exam Sandbox で本試験 UI に触れ、改訂 Change log を最後にもう一度眺めてから受験日を迎える、というのが王道パターンです。
日本人体験記をまとめると、不合格になる人には共通の落とし穴があります。 最も多いのが、2024 年以前の古い問題集だけで臨み、Entra ID/Purview/Virtual Desktop の新用語に対応できないパターン。 2 番目に多いのが、Azure Policy・RBAC・Resource Lock の使い分けで頭が混乱するパターン。 3 番目は、Region pair・Availability Zone・Availability Set の 3 層を混同してしまうケース。 4 番目に、ExpressRoute が標準では暗号化されないという事実を見落として VPN Gateway と取り違えるパターンです。 これらはどれも、公式 Study Guide を 1 度通読しておけば防げる類のミスです。
試験予約は Microsoft Learn の自分のプロフィールから、Pearson VUE のスケジューラに飛ぶ形で行います。 ここで 1 つ強くおすすめしたいのが、組織アカウント (会社の Azure AD / Entra ID アカウント) ではなく個人 MSA (Microsoft アカウント) で試験プロフィールを作ること。 理由は、組織アカウントを使って合格した場合、退職や転職でアカウントが無効化されたタイミングで認定証へのアクセス権を失う可能性があるからです。 この落とし穴は日本のブログでも何度も指摘されているので、転職予定が少しでもある人は迷わず個人 MSA を使ってください。
受験方法はオンライン (OnVUE) かテストセンターの 2 択です。 OnVUE は自宅から受験できる利便性がある一方、Webカメラ・回線・部屋の状況に厳しいチェックが入ります。 机の上に物が 1 つでも残っていると試験官から指摘され、再撮影を求められます。 テストセンター受験のほうがトラブルは少ないので、初回受験はテストセンターを選ぶ受験者も多いです。 当日は写真付き身分証 2 点を忘れずに、机を完全に片付けた状態で臨むのが鉄則です。
日本国内で AZ-900 は、AWS の Cloud Practitioner (CLF) と並ぶ「初手定番」のポジションを占めています。 NTT 東日本・ソフトバンク・JBS といった大手 SIer が新人および中途のオンボーディング指標として推奨しており、 営業職や企画職のクラウド推進担当に取得を促す社内制度を持つ会社も増えています。 履歴書や職務経歴書に書く際は 2026 年 X 月 Microsoft Certified: Azure Fundamentals (AZ-900) 合格 という正式名称を使うのが推奨です。
国内研修事業者ではエディフィストラーニング・Trainocate Japan・SIOS Tech などが AZ-900 関連コースを常設しており、特に SIOS は「Virtual Training Day 経由で無料受験する完全ガイド」を公開しています。 独学で十分合格できる試験ですが、業務時間内に学習機会を持ちたい場合は企業契約の研修コースを検討する手もあります。
AZ-900 はゴールではなく、Azure 認定群への入口です。 どの道に進むかは目指す役割で変わります。 インフラ管理を志すなら次は AZ-104 (Azure Administrator Associate) で、これは事実上の必修ライン。 Architect 志望なら AZ-104 を経由したあとに AZ-305 (Solutions Architect Expert)、DevOps 系であれば AZ-104 または AZ-204 を経由して AZ-400 (DevOps Engineer Expert) というのが標準ルートです。
ここで 1 つ注意点があります。Azure Developer Associate (AZ-204) は 2026 年 7 月 31 日でリタイア予定です。 後継試験は記事公開時点で正式発表されておらず、新規受験のタイミングを見極める必要があります。 開発者ロードマップを進めたい場合は、まず AZ-104 を取得しておき、後継試験の発表を待つのが現実的な選択肢です。
Fundamentals 系を AZ-900 から始めて、AI-901 (AI-900 の後継、2026 年 6 月 GA)・DP-900・SC-900・MS-900 と続けて取得していく人も少なくありません。 いずれも 99 USD / 45 分 / 700 点合格 / 無期限という同じスペックで、共通用語 (Entra ID・RBAC・Policy など) が繰り返し登場するので、学習効率が累積するのが利点です。 営業職や PM 職でも取得しやすく、社内の認知度を上げる手段としても機能します。
AZ-900 の最新改訂日と主な変更点は?
公式 Skills measured は 2026 年 1 月 14 日に改訂されました。Change log の表記は「Minor」で、影響を受けたのは Identity 領域と Management/Deploy 領域の 2 箇所のみです。具体的には Microsoft Entra ID の呼称統一、Microsoft Purview の追加、Azure Virtual Desktop が VM オプション欄に明示されたこと、Infrastructure as Code が独立した出題項目に格上げされたこと、Public/Private endpoints が独立 bullet になったこと。一部の第三者ブログは「Copilot や Fabric が大量に追加された」と書いていますが、公式 Skills measured に該当記述は無く、現時点では深掘り不要と判断するのが安全です。
受験料は結局いくらかかりますか?
定価は 99 USD、日本での申し込みでは 13,200 円(税込) が主要表示です。ただし Microsoft Azure Virtual Training Day: Fundamentals を Part 1 と Part 2 の両方完走すれば受験バウチャー (約 165 USD 相当) が無料で発行されるため、実質 0 円ルートが存在します。SIOS や複数の日本人ブログでこのルートの実体験が報告されています。
合格点と問題数は?
1000 点満点で 700 点以上が合格、問題数は約 40 ~ 60 問で固定ではありません。問題ごとの配点は非公開ですが、出題ドメインの配点 (25-30% / 35-40% / 30-35%) が概ね反映されます。試験時間は 45 分。英語以外で受験する場合は +30 分の追加時間を申請できます。
認定の有効期限は?
Fundamentals 系認定 (AZ-900 / AI-901 / DP-900 / SC-900 / MS-900) は無期限です。一度取れば更新の必要はありません。Associate 以上の認定 (AZ-104 など) は 12 ヶ月有効で、Microsoft Learn 上の無料 renewal assessment で更新します。
日本語で受験できますか?
はい。英語・日本語に加えて、中国語(簡体/繁体)・韓国語・スペイン語・ドイツ語・フランス語・インドネシア語・アラビア語(SA)・イタリア語・ポルトガル語(BR)・ロシア語の計 13 言語に対応しています。
IT 未経験でも合格できますか?
可能です。ソフトバンクの 2025 年版ブログでは、新入社員が約 25 ~ 40 時間の学習で 900 点超を獲得した事例が報告されています。Qiita や Zenn でも同様の体験記が複数公開されており、未経験者にとって「現実的に手が届く最初のクラウド資格」というのが業界での共通認識です。
AZ-900 の次に何を取るべき?
目指す方向によります。インフラ管理なら AZ-104、開発なら本来 AZ-204 ですが 2026 年 7 月 31 日にリタイア予定で後継未発表のため慎重に。データなら DP-900 → DP-300/DP-700、AI なら 2026 年 6 月 GA の AI-901 (AZ-900 の AI 版) というのが現時点での標準ルートです。
AZ-900 と AZ-104 はどちらを先に受けるべき?
AZ-104 は AZ-900 を前提条件としていません。すでに別のクラウド (AWS や GCP) で実務経験がある場合は AZ-104 から直接挑戦しても合格報告は多数あります。一方でクラウド自体が初めてなら、AZ-900 で用語と全体像を押さえてから AZ-104 に進む方が学習効率は高いです。
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本記事の用語・配点情報は Microsoft Learn 公式 およびMicrosoftDocs GitHub repository (CC BY 4.0) に基づいています。 本記事は Microsoft Corporation の公式商品ではなく、いかなる提携・後援関係もありません。 Microsoft、Azure、Microsoft Entra、Microsoft Purview、Windows は Microsoft group of companies の商標です。 情報は 2026 年 5 月 24 日時点の公式公開資料に基づきます。最新情報は必ず公式 Study Guide をご確認ください。
NicheeLab編集部
データエンジニアリング・クラウド資格の専門家。Databricks・Snowflake等の認定資格を保有し、実務経験に基づいた問題作成・解説を行っています。NicheeLab運営。
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