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全 16 章・図 72 枚・登録不要・無料

AZ-104 教科書

Microsoft Azure Administrator の出題範囲を、仕組みの説明として通します。 機能の一覧ではなく「なぜそれが要るのか」から入り、図で構造を示し、試験でどう問われるかを分けて書いています。

出題範囲は公式の学習ガイド「2026年4月17日現在のスキル」。2026-10-03 に公式ページで、箇条書き 82 本が現行のままであることを確認しています。

前提

第 1 部 Azure ID とガバナンスを管理する 20〜25%

Azure ID とガバナンスを管理するの全体像。この部で扱う章の関係を示した図

Azure の操作はすべて「誰が」から始まる。この部では、ID を作り(第 1 章)、その ID に権限を渡し(第 2 章)、組織として何を許すかを決める(第 3 章)という順で進む。配点は 20〜25% で、第 3 部と並んで最も大きい。

この部の勘所

  • RBAC・Policy・リソースロックの役割分担が第 1 部の背骨。「誰が操作できるか」「どんな構成を許すか」「そもそも消させない」の 3 つは重ねて効く
  • 継承は上から下への一方向。管理グループ → サブスクリプション → リソースグループ → リソース
  • Azure RBAC と Microsoft Entra ロールは別系統で交わらない。全体管理者でも既定では Azure リソースを管理できない
  • 数字は少ない。タグ 50 個、Advisor の柱 5 つ、くらい

第 2 部 ストレージを実装して管理する 15〜20%

ストレージを実装して管理するの全体像。この部で扱う章の関係を示した図

ストレージは入口を絞り(第 4 章)、器の性質を決め(第 5 章)、中身の置き方と守り方を決める(第 6 章)という順で見ていく。この部はとにかく数字が問われる。

この部の勘所

  • アクセスはネットワークの門と認可の門の 2 枚を通る。片方だけ直しても通れない
  • SAS は 3 種類。推奨はユーザー委任 SAS、ストアドアクセスポリシーを使えるのはサービス SAS だけ
  • 冗長性は G が付けば別リージョン、Z が入ればゾーン分散、RA- が付けばセカンダリを読める
  • アクセス層の最小保持期間(クール 30 日 / コールド 90 日 / アーカイブ 180 日)は頻出
  • 論理的な削除は 2 種類(BLOB とコンテナー)。片方では他方を復元できない

第 3 部 Azure のコンピューティングリソースをデプロイおよび管理する 20〜25%

Azure のコンピューティングリソースをデプロイおよび管理するの全体像。この部で扱う章の関係を示した図

作り方を宣言し(第 7 章)、VM を置き(第 8 章)、コンテナーと PaaS という別の形でも動かす(第 9・10 章)。この部は「できないこと」を覚える部だと思ってほしい。× が付く組み合わせが、そのまま答えを決める。

この部の勘所

  • 完全(Complete)モードはテンプレートに無いリソースを削除する。既定は増分
  • Ultra Disk は OS ディスク不可・可用性セット不可・ディスクキャッシュ不可
  • VMSS 均一モードは Azure Backup / Site Recovery に非対応、しかもオーケストレーションモードは後から変えられない
  • App Service のスロット・自動スケール・バックアップはすべて Standard 以上
  • ネットワーク設定は向きで選ぶ。VNet 統合は送信、プライベートエンドポイントは受信

第 4 部 仮想ネットワークを実装および管理する 15〜20%

仮想ネットワークを実装および管理するの全体像。この部で扱う章の関係を示した図

道を作り(第 11 章)、通す相手を絞り(第 12 章)、名前と分散を決める(第 13 章)。暗記項目が多いように見えて、実際に問われるのは数と順序に集中している。

この部の勘所

  • サブネットは 5 アドレスを Azure が予約する。/24 で使えるのは 251
  • ピアリングは推移しない。A–B と B–C があっても A–C は通らない
  • ルートの優先順位は UDR → BGP → システムルート。同じ種類なら最長プレフィックス一致
  • NSG は既定で受信が全部拒否、送信インターネットは許可。優先度は 100〜4096 で小さいほど先
  • オンプレから PaaS へ到達させたいならプライベートエンドポイント(サービスエンドポイントでは届かない)。プライベート DNS ゾーンを忘れない

第 5 部 Azure リソースの監視と管理 10〜15%

Azure リソースの監視と管理の全体像。この部で扱う章の関係を示した図

見えるようにして(第 14 章)、戻せるようにする(第 15 章)。配点は最小だが、覚える対比が少ないぶん取りこぼしにくい部でもある。

この部の勘所

  • メトリックは自動で集まる。ログは診断設定を作らないと集まらない。この非対称が最頻出
  • 診断設定の送り先は 3 つ(Log Analytics / ストレージ / イベントハブ)
  • 計画メンテナンス中に通知だけ止めるのはアラート処理ルール。ルール自体を無効にしない
  • コンテナーは 2 種類。Blob / Disk / PostgreSQL / AKS が Backup コンテナー、それ以外は Recovery Services
  • ストレージ冗長性は最初のバックアップ後に変更できない
  • Backup は「戻す」、Site Recovery は「別の場所で動かし続ける」

問題を解く

読んだ範囲を問題で確かめられます。練習 3 セットと模擬試験 1 回は登録なしで解けます。

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